・薬師如来伝授講座

この講座で貴方に役立つ内容

・指で出来る八の字ワーク
・蓮の花ヒーリング
・三尊瞑想法
・薬師如来の真言と印
・薬師如来の伝授

薬師如来様

 「癒やしの仏様」薬師如来様と、あなたを守る優しい光

「最近なんだか体調がすぐれない…」 「心のモヤモヤが晴れなくて、毎日がつらい…」 「大切なあの人に、早く元気になってほしい…」

生きていれば、誰だって心や体の不調を感じたり、健康への不安を抱えたりしますよね。そんな時、もし、どんな痛みにも優しく寄り添い、時には奇跡のような癒やしをもたらしてくれる、心優しい”お医者様”のような仏様がいたら…?

それが、古くから「お薬師さん」として親しまれ、数々の感動的な癒やしの逸話を持つ仏様、「薬師如来(やくしにょらい)」さまです!

薬師如来さまは、ただ病気を治すだけでなく、私たちの心の苦しみにも寄り添い、深い安心感を与えてくれる、まさに「癒やしのスペシャリスト」

薬師如来さまって、どんな仏様?

  • 仏様界の”お医者様”: その名の通り、薬の師匠であり、医者の王様「医王(いおう)」とも呼ばれます。人々のあらゆる病苦を救うことを専門とされる、とっても頼りになる仏様です。
  • 癒やしの瑠璃色の光: 正式名は「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」。美しいブルーの光(瑠璃光)で、私たちの心と体を隅々まで照らし、不調の原因となっている部分を優しく浄化し、本来の健やかな状態へと導いてくれると言われています。
  • 希望の薬壺(やっこ): 左手に持っている壺には、どんな病も癒やすとされる霊薬(万能薬)が入っているとか。 これは、体の薬だけでなく、心の元気を取り戻す希望のエネルギーの象徴でもあります。
  • 美しい浄土の主: お薬師さまは、東方にある「浄瑠璃世界(じょうるりせかい)」という、清らかで美しい世界の教主でもあります。
  • 12の大きな約束(十二大願): 私たちが様々な苦しみから解放され、心身ともに健やかに、そして豊かに暮らせるように、12もの具体的な願いを立てて、常に私たちを見守り、助けようとしてくださっています。

1瑠璃の輝きは世界を照らし、全ての人々を悟りに導きます
2瑠璃の輝きは雄々しく巍々蕩々としていて、迷いの闇を破り浄瑠璃浄土に導きます
3悟りを得るために必要なあらゆる財物を施します
4迷う衆生を佛道へ導く方法を教えます
5戒律を破ってしまった者を反省させその罪を清めさせます
6病気や身体的苦痛を取り除きます
7病気や苦しみを取り除き、身心安楽にして無上菩提を証します
8成佛するために男女の区別なく無上菩提に至らせます
9正しい菩薩道に引き入れ、苦痛や煩悩を浄化できるようにします
10災禍や暴力などに苦しむ衆生が解き放たれるべく援けます
11著しい餓えと渇きに晒された衆生の苦しみを取り除きます
12困窮して寒さや虫刺されに悩まされる衆生に衣類を施します

本当にあった⁉ 薬師如来さまの奇跡の逸話

お薬師さまの慈悲と癒やしの力は、数々の伝説や逸話として、今も語り継がれています。

  • 逸話①:願いを叶える「日限(ひぎり)薬師」さん: 日本各地には、「○月○日までに、この目の病気を治してください」というように、日にちを区切って一心に祈願すると、不思議とその願いが叶えられたという「日限薬師」の伝説が多く残っています。特に目の病気にご利益があるとされる話が多いですが、これはお薬師さまが、私たちの個人的で切実な願いにも、ピンポイントで応えようとしてくださる、身近で優しい存在であることを示していますね。
  • 逸話②:疫病から人々を救ったヒーロー: 昔、医学が未発達だった時代、疫病(感染症の流行)は人々の最大の脅威でした。そんな時、人々は薬師如来像を造り、薬師経というお経を読んで熱心に祈願したところ、不思議と疫病が鎮まったという記録や伝説が各地に残っています。個人の病だけでなく、社会全体の危機からも人々を守ってきた、大きな救済力を持っていらっしゃるのです。
  • 逸話③:夢のお告げで奇跡の治: 重い病気や難病に苦しむ人が、わらにもすがる思いでお薬師さまに祈り続けたところ、夢の中に輝くお薬師さまが現れ、治療法を授けてくれたり、薬を与えてくれたりした。そして、目が覚めると、あれほど苦しんだ病がすっかり癒えていた…そんな奇跡のような物語も伝わっています。これは、お薬師さまが私たちの潜在意識にまで働きかけ、直接的な救いの手を差し伸べてくださることを示唆しているのかもしれません。
  • 逸話④:人々を救うための工夫?薬師寺・東塔の秘密 :奈良にある世界遺産・薬師寺。その美しい東塔は、大小の屋根がリズミカルに重なる独特の姿から「凍れる音楽」とも称されます。この特徴的な屋根の構造(裳階 もこし)について、一説には、お薬師さまが「一人でも多くの病める人々をこの塔に招き入れ、救ってあげたい」という深い慈悲の心から、たくさんの人が入れるように裳階を付け加えさせた、という信仰上の美しい伝説も語られています。(建築様式が主たる理由ですが、人々の想いが込められた逸話です)

これらの逸話は、お薬師さまが、具体的な病気の治癒から、社会全体の災厄、さらには夢の中での個人的な救済まで、時代や状況を超えて、人々の「癒やされたい」「救われたい」という切実な願いに応え続けてきた、慈悲と奇跡に満ちた仏様であることを、私たちに教えてくれています。

薬師如来を守護神にすると

では、そんな慈愛に満ちたお薬師さまを「守護神」として意識すると、私たちの日常にどんな素敵な変化が訪れるのでしょうか?

  1. 【専属ドクター】心と体の不調に優しいヒーリングパワー: あなたが抱える具体的な体の痛み、病気の症状、あるいは心の悩みに対して、お薬師さまは「大丈夫ですよ」と寄り添い、その回復を力強くサポートしてくれます。薬壺の霊薬のように、温かい治癒のエネルギーが送られ、自然治癒力が高まり、快方へと向かう後押しを感じられるかもしれません。日々の健康長寿のお守りとしても最高です
  2. 【不安やストレスを溶かす光】穏やかな心の平穏を取り戻す: 現代社会で抱えがちなストレス、将来への不安、過去のトラウマ、人間関係の疲れ…。そんな心の重荷やモヤモヤを、お薬師さまの清らかな瑠璃色の光が優しく包み込み、溶かしてくれます。精神的な落ち着きを取り戻し、「なんとかなるさ」という前向きで穏やかな気持ちで日々を過ごせるようになるでしょう。
  3. 【災いから守り、安らぎを運ぶ】厄除け&平穏な暮らしサポート!:疫病を鎮めた逸話のように、あなたやあなたの大切な家族に降りかかろうとする病気、事故、災難などの「厄」から守り、トラブルのない穏やかで安らかな日々(除病安楽 じょびょうあんらく)を送れるよう、力強くサポートしてくれます。
  4. 【十二の願いで幅広くカバー!】健康だけじゃない!人生まるごと応援! お薬師さまのすごいところは、健康運アップだけじゃないこと! 12の大願の中には、貧しさからの解放、日々の生活(衣食住)の安定、正しい道への導き、人間関係の改善など、人生における様々な願いが含まれています。あなたの多岐にわたる祈りに、慈悲深く耳を傾け、力を貸してくれる、人生の総合的なサポーターなのです。
  5. 【大切な人を想う優しい祈り】家族や友人の健康と幸福を願う!:お薬師さまの慈悲は、あなた自身だけに向けられるものではありません。あなたが「お母さんの腰痛が良くなりますように」「友だちが早く元気になりますように」と、大切な誰かのために祈る優しい気持ちは、必ずお薬師さまに届き、その人にも温かい癒やしの光が送られると言われています。

どうすれば薬師如来さまの癒やしの光を受け取れる?

伝授を受けた後、特別なことは何もいりません。大切なのは、信じる心と感謝の気持ちです。

  • 心の中で呼びかける: 「お薬師さん、いつも見守ってくださりありがとうございます」「〇〇の痛みを和らげてください」と、素直な気持ちで話しかけてみましょう。
  • ご真言を唱える: お薬師さまの特別なマントラ(真言)「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」を、心を込めて唱えてみる。不思議と心が落ち着き、繋がっている感覚が得られるかもしれません。
  • お寺にお参りする: 薬師如来さまが祀られているお寺(薬師寺など有名ですが、近所のお寺にもいらっしゃるかも)を訪ね、静かに手を合わせる。薬師如来像や絵をイメージするだけでもよいです。
  • 癒やしの光をイメージする: 自分の体や心の痛む部分に、温かく清らかな瑠璃色の光が降り注ぎ、優しく癒やされていくのを想像してみましょう。

大切な心構え

  • お薬師さまへの祈りは、現代医療の代わりになるものではありません。体調が悪い時は、必ず病院で診察を受け、医師の指示に従うことが大前提です。
  • 信仰は、医療やご自身の努力と併せて、心の支えとなり、回復力を高めるための素晴らしい「お守り」であり「応援団」と考えてください。
  • 焦らず、結果をすぐに求めず、「きっと良くなる」と信じる穏やかな心を持つことが大切です。

さいごに

数々の奇跡的な癒やしの逸話に彩られ、時代を超えて人々の苦しみに寄り添い続けてきた薬師如来さまは、まさに慈愛に満ちた「究極のヒーラー」です。

もしあなたが今、心や体の不調、あるいは人生の様々な困難に悩んでいるなら、ぜひ「お薬師さん」に心を向け、その優しく、そして力強い光と繋がることを意図してみてください。

きっと、その美しい瑠璃色の輝きが、あなたの痛みを和らげ、深い不安を溶かし、温かい安心感と、明るい未来への希望を与えてくれるはずです。あなたは決して一人ではありません。お薬師さまが、いつもあなたのすぐそばで、優しく見守っていてくれますよ。

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