
この講座で貴方に役立つ内容
・才能の錬金術師
・心の解放者
・記憶の探検家
・心の通訳者
・癒す力の魔法使い
・技術レベルで言霊の魔法使いにジョブチェンジ
催眠術の原理
- 催眠術とは、脳科学、身体学、言語学の3つを用いて相手をトランス状態にし、同様にこれらの要素を使って五感と三感の記憶を誤作動させ、意図した行動を取らせる技法です。
- 催眠術は歴史のある学問であり、アメリカでは保険が適用され、大学でも教えられています。
- トランス状態とは、潜在意識がむき出しになった状態のことです。
- 人間の意識は表面意識、潜在意識、深層意識の3つ。
- 表面意識:理性、考える部分、情報処理、状況判断、行動設定、短期記憶を司ります.
- 潜在意識:欲望、情報、身体機能(五感)、感情、長期記憶を司ります。催眠術は潜在意識に直接アプローチすることで相手の意識をコントロールすると説明されています。
- 深層意識:生命活動、身体機能(無意識的なもの)、遺伝、潜在記憶を司ります。
- 自我の境界線とは、表面意識と潜在意識の間の境界のことです。
- 子供には表面意識がないため、催眠術はかかりません。子供は潜在意識がむき出しの状態です。
- 自我の境界線は小学校3年生(8歳から12歳)頃に形成され始めます。
- 生まれたばかりの赤ちゃんは食欲と睡眠欲の2つの欲望しか持っていませんが、成長するにつれて様々な情報が潜在意識に蓄積され、それによって表面意識が徐々に構築されます。
- 子供の頃に受けた情報は表面意識がないためストレートに潜在意識に取り込まれやすく、誤った情報も入りやすいです。
- 「あんたなんか生まれなきゃよかった」といった言葉は、自我の境界線ができた後にリストカットや自殺願望といった形で現れる可能性があります。
- 表面意識を弱める技法を催眠誘導と言います。
- 催眠術をかける上で自我の境界線についての知識は必須ではありませんが、理解することで催眠術がなぜかかるのかを理解し、自信を持って施術できるようになり、成功率が上がります。
- トランス状態は、覚醒と睡眠の中間のような状態です。頭は「ぼー」っとしているが意識はある状態と表現されています。
- トランス状態では、五感が遮断され、脳波がθ波に近い状態。
催眠術師とは
催眠術師と聞くと、まるで人の心を操る魔法使いのようなイメージを持つ人もいるかもしれません。確かに、催眠術は私たちの意識の深い部分に働きかけ、普段は眠っている力や可能性を引き出す、非常に興味深いテクニックです。もしあなたが催眠術師になることで得られる「特殊能力」があるとしたら、それは以下のような、魅力があるのです
1.他者の秘めたる才能や可能性を開花させる力:まるで才能の錬金術師
催眠術は、人の潜在意識にアクセスし、普段は意識できていない能力や可能性を引き出すことができます。例えば、人前で話すのが苦手な人の自信を高めたり、スポーツ選手のパフォーマンスを向上させたり、学習能力を高めたりすることも可能です。まるで、眠っていた才能に光を当て、開花させる錬金術師のような力と言えるでしょう。
2.長年の悩みやネガティブな習慣を解放する力:まるで心の解放者
禁煙、ダイエット、恐怖症の克服など、なかなか自分だけでは変えられない根深い悩みや習慣も、催眠術の力で変化させることが期待できます。催眠状態において、問題の根本原因に働きかけ、ネガティブな思考パターンや感情を解放することで、より自由で快適な生き方をサポートできます。まるで、心の重荷を取り払い、解放してくれる救世主のような存在です。
3.心身の痛みを和らげ、癒す力:まるで痛みを消す魔法使い
催眠暗示によって、慢性的な痛みや手術後の痛みを軽減したり、心身のリラックスを促したりすることができます。これは、脳の痛みの感じ方を変化させたり、自己治癒力を高めたりする効果によるものです。まるで、魔法使いのように痛みを和らげ、心と体を癒すことができるかもしれません。
4.過去の記憶を呼び覚まし、心の傷を癒す力:まるで記憶の探検家
催眠療法では、過去のトラウマや抑圧された感情にアクセスし、それらを再体験することで心の傷を癒すことがあります。これは、まるで記憶の探検家のように、心の奥深くに眠る記憶を探り当て、過去の経験から学び、未来へと進むための手助けとなります。
5.自己暗示を深め、目標達成を加速させる力:まるで夢を叶えるナビゲーター
催眠術のテクニックを応用することで、自分自身に効果的な自己暗示をかけることができます。目標達成を強く意識させたり、自信を高めたりすることで、潜在意識の力を最大限に引き出し、夢や目標の実現を加速させることができます。まるで、夢への道のりを照らし、導いてくれるナビゲーターのような存在です。
6.コミュニケーション能力を高め、信頼関係を築く力:まるで心の通訳者
催眠術を学ぶ過程で、相手の心理状態を深く理解し、効果的なコミュニケーションをとるためのスキルが身につきます。相手の言葉だけでなく、表情や態度からも真意を読み取り、信頼関係を築くことができるようになります。まるで、言葉を超えた心の通訳者のように、人と人との繋がりを深めることができるでしょう。
ただし、催眠術は万能ではなく、効果には個人差があります。また、倫理的な配慮も非常に重要です。しかし、正しく理解し、適切に活用することで、催眠術は私たちの心と体に眠る驚くべき可能性を開花させる、強力なツールとなることは間違いありません。まるで魔法のようなこの力を手に入れて、あなた自身や周りの人の人生をより豊かにしてみませんか?
最後に、何度も言いますが円滑な人間関係構築の為の技術です。(笑)
講座で使用する用語集
- トランス状態:集中が極度に高まった、あるいは意識が変容した状態。竜崎氏の講義では、眠い時やぼーっとしている時、脳が混乱・興奮している時の2つの状態を指す。
- 表面意識:日常的に私たちが自覚している意識のこと。論理的な思考や判断を司るとされる。
- 潜在意識:通常は意識されない、心の奥底にある意識。感情、記憶、習慣などを蓄えているとされる。催眠術ではこの潜在意識に働きかけることを目指す。
- 弛緩法:眠りにつく前のぼーっとした状態を利用して、じわじわと催眠状態に誘導する方法。眠気を誘う言葉やリラックスさせるような暗示を用いる。
- 驚愕法(:意図的に相手を驚かせることによって、一瞬だけ意識の隙を作り、催眠暗示を浸透させる方法。
- 脳内麻薬:脳内で自然に分泌される快感や鎮痛作用を持つ物質(例:ドーパミン、ベータエンドルフィン、セロトニン)。催眠状態や麻薬の使用によって放出されるとされる。
- ランナーズハイ:マラソンなどの激しい運動を続けることで、ある時点から感じる快感。脳内麻薬の分泌が原因とされる。
- 自己催眠(じこさいみん):自分自身に対して行う催眠。竜崎氏は、催眠からの覚醒は究極の自己催眠であると説明している。
- 感情語(かんじょうご):聞くだけでリラックスしたり、特定の感情を喚起したりするような言葉(例:「ふわふわ」「スー」)。1/fゆらぎを持つ言葉とも関連付けられる。
- 感情のミラーリング(かんじょうのミラーリング):術者の感情が相手に伝播し、共鳴する現象。催眠術では、術者が意図的に感情を表現することで、相手の感情を誘導する。
- NGワード:催眠術をかける際や催眠状態の相手にかけるべきではない言葉(例:「大丈夫?」)。不安を煽ったり、催眠効果を打ち消したりする可能性があるとされる。
- 観念運動(かんねんうんどう):心の中で思い描いたイメージが、無意識のうちに身体の動きとして現れる現象。関連運動で利用される。
- 暗示(あんじ):催眠状態にある相手に与える言葉やイメージ。相手の思考、感情、行動に影響を与えることを目的とする。
- 解除(かいじょ):催眠状態を終わらせ、通常の意識状態に戻すこと。
- 覚醒暗示:催眠状態を解除状態に戻す暗示