・古典/現代催眠講座

この講座で貴方に役立つ内容

・言霊の国、日本の方が催眠術には有利
・自分の声で暗示文を録音して聞く方が暗示に入りやすい
・言語催眠でのスキスキ催眠とは
・この講座は催眠術師養成講座の予習復習・深堀講座です
・魔法使い→魔術師へのジョブチェンジ

古典・現代催眠

古典催眠は基礎中の基礎で、退屈なので私は好きではありませんので。(笑)ですが基礎中の基礎を知っておくことは大切ですので。

古典催眠と現代催眠:心の扉を開く魔法の技術と科学を大解剖!

「催眠術」と聞くと、テレビで見たような、まるで魔法のような光景を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、古典催眠と現代催眠は、もっと深く、そして私たちの可能性を広げるための強力なツールなのです。まるで、心の奥深く眠る力を引き出すための、洗練された技術と理論と言えるでしょう。

ここでは、誰もが「へぇ、そんなことができるんだ!」と興味を持つように、古典催眠と現代催眠を学ぶことで習得できる魅力的な技術と、その背景にある理論を解説します。

1. 古典催眠:ダイレクトな魔法の力!

古典催眠は、私たちが一般的にイメージする催眠術に近いものです。特徴は、催眠術師が直接的な言葉で指示や暗示を与え、深い変性意識状態(トランス)へと誘導すること。まるで、心の扉を強力な力で開けるようなイメージです。

習得できる技術:

  • 迅速な催眠導入テクニック: 短時間で相手を深いリラックス状態やトランス状態に導くための様々な手法を学びます。まるで、魔法の言葉で相手の意識を別世界へと誘います。
  • 直接暗示の活用: 「あなたは眠くなる」「あなたはリラックスする」といった直接的な言葉で、相手の思考や感覚に影響を与える技術を習得します。まるで、心のプログラミングを書き換えます。
  • 暗示感受性のテスト: 相手がどの程度催眠にかかりやすいかを判断する様々なテスト方法を学びます。まるで、魔法が効きやすい体質かどうかを見極めます。
  • 催眠状態の深化テクニック: より深い催眠状態へと誘導し、暗示の効果を高めるための技術を習得します。まるで、魔法の力をさらに増幅させるようです。
  • 催眠現象の引き出し: 身体の一部が動かなくなるカタレプシーや、痛みを感じなくなる無痛覚など、様々な催眠特有の現象を引き出す方法を学びます。まるで、現実を操る魔法のような体験です。

背景にある理論:

古典催眠は、暗示に対する反応性を重視する傾向があります。催眠状態は、普段意識している顕在意識の働きが弱まり、潜在意識が直接的な暗示を受け入れやすくなった状態と考えられています。

2. 現代催眠:優しく導く心の錬金術!

現代催眠、特にミルトン・エリクソンによって発展したエリクソン催眠は、古典催眠とは異なり、より間接的で柔軟なアプローチを取ります。相手のペースに合わせて、自然な会話の流れの中で、気づかないうちにトランス状態へと導き、相手自身の内なる力や可能性を引き出すことを重視します。まるで、心の錬金術師が、相手の中にある金(可能性)を見つけ出し、磨き上げるようなイメージです。

習得できる技術:

  • ラポール(信頼関係)構築術: 相手との間に深い信頼関係を築き、安心して心を開いてもらうためのコミュニケーションスキルを磨きます。まるで、心の壁を優しく取り払い、心と心を通わせる魔法です。
  • 間接暗示とメタファー(隠喩)の活用: 直接的な指示ではなく、物語や例え話(メタファー)を用いることで、相手の潜在意識に気づきを与え、変化を促します。まるで、心の奥深くに響く物語で、行動をそっと導くようです。
  • 相手の言葉や反応に合わせた誘導: 相手の言葉遣いや反応を注意深く観察し、それに合わせて催眠誘導の方向性を微調整する高度なスキルを習得します。まるで、相手の心のリズムに合わせて踊るように、自然な流れでトランスへと導きます。
  • リソースの活用: 相手が過去に経験した成功体験や強みなど、潜在的に持っている資源を呼び起こし、問題解決や目標達成に役立てる技術を習得します。まるで、心の宝箱を開け、眠っていた力を呼び覚まします。
  • 問題解決のためのフレームワーク: 催眠を用いて、相手が抱える問題の原因を探り、解決策を見つけるための体系的な方法を学びます。まるで、心の迷宮から抜け出すための地図を手に入れるようです。
背景にある理論:

現代催眠は、人の潜在意識は無限の可能性を秘めており、問題解決に必要な答えは既にその人の中にあると考えます。催眠術師は、その潜在意識へのアクセスをサポートし、相手自身が変化を起こせるように導く役割を担います。

3. どちらも学ぶべき? 共通して得られる魅力的な力!

古典催眠と現代催眠はアプローチこそ異なりますが、統合して、以下のような魅力的な力を習得することができます。

  • コミュニケーション能力の向上: 相手の心に深く働きかけるための、言葉の選び方、声のトーン、非言語コミュニケーションなど、高度なコミュニケーションスキルが身につきます。
  • 心理学的な知識の深化: 人の意識や潜在意識の働き、行動のメカニズムなど、心理学に関する深い知識が得られます。
  • 問題解決能力の向上: 相手の抱える問題の本質を見抜き、解決へと導くための論理的な思考力や柔軟な発想力が養われます。
  • 自己理解の深化: 相手の心を探求する過程で、自分自身の心についても深く理解できるようになります。
  • 他者への共感力の向上: 人の心の複雑さや多様性を理解することで、他者への共感力や受容性が高まります。

最後に:心の可能性を拓く旅へ

古典催眠と現代催眠は、それぞれ異なる魅力を持つ心の探求ツールです。私たちはまだ知らない心の奥深い世界と、そこに眠る無限の可能性に触れることができるでしょう。

まるで、心の扉を開ける鍵を手に入れ、まだ見ぬ自分自身や他者との新たな出会いを体験するような、ワクワクする旅があなたを待っています。興味を持ったら、ぜひこの魅力的な世界への一歩を踏み出してみませんか?

講座で使用する用語集

  • 他者催眠:ある人が別の人に対して行う催眠のこと。
  • 暗示:催眠状態にある人に対して、特定の思考、感情、行動などを促す言葉や合図。
  • 誘導:被験者を催眠状態へと導くための手続きやテクニック。
  • 覚醒:催眠状態から通常の意識状態に戻ること。
  • 振り子:糸などで吊るされた物体が、ある点を中心に左右または前後に揺れるもの。注意誘導の道具として用いられる。
  • 硬直:体や手足の筋肉が固くなり、動かせなくなる状態。
  • 脱力:体から力が抜け、だらんとした状態になること。
  • 疑視法:小さな光などをじっと見つめることで催眠状態を誘導する方法。
  • 後倒法:座位または立位で、体を後ろに倒すように誘導する催眠法。
  • 前倒法:座位で、上半身を前に倒すように誘導する催眠法。
  • 全身硬直法):全身の筋肉を意図的に緊張させ、硬直状態を作り出す催眠法。
  • 全身脱力法:全身の筋肉から徐々に力を抜いていき、リラックスした状態を作り出す催眠法。
  • 数の逆算方):大きい数から小さい数へ向かって数を数えることで、意識を集中させ、催眠状態を深める方法。
  • メトロノーム法:一定のリズムを刻むメトロノームの音を聞くことで、リラックス効果を高め、催眠状態を誘導する方法。
  • 沈黙法:術者が一定時間話すのをやめることで、被験者が内面に集中し、催眠状態を深める方法。
  • 覚醒法:催眠状態から被験者を安全に目覚めさせるための手続き。
  • 催眠術:言葉や暗示を用いて、人の意識状態を特定の状態(変性意識状態、トランス状態)に誘導し、様々な心理的・生理的変化を引き起こすテクニック。
  • 催眠療法:催眠術を心理療法の一環として用い、クライアントの心理的な問題や症状の改善を目的とする治療法。
  • 催眠暗示:催眠状態にある人に対して与える言葉やイメージ。潜在意識に働きかけ、特定の思考、感情、行動を引き起こすことを目的とする。
  • トランス状態:催眠状態の別名。普段の意識状態とは異なる、集中力が高まり暗示を受け入れやすい変性意識状態のこと。
  • 顕在意識):普段私たちが自覚している意識のこと。思考、理性、判断などを司るとされる。
  • 潜在意識:普段は自覚されていない意識の領域。感情、記憶、習慣、本能などを司るとされ、行動や思考に大きな影響を与えると考えられている。無意識とも呼ばれる。
  • 被暗示性:催眠暗示を受け入れやすい度合いのこと。人によって個人差がある。
  • 被験性テスト:催眠に入りやすいかどうか、またどのようなタイプの催眠にかかりやすいかを見極めるためのテスト。カタレプシーなどが該当する。
  • 深化法:催眠状態をより深くするための誘導テクニック。
  • 運動支配:催眠暗示によって、体の動きを制御する催眠現象(例:手が動かない、立てないなど)。
  • 感覚支配:催眠暗示によって、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)や感情を変化させる催眠現象(例:味が変わる、笑いが止まらないなど)。
  • 記憶支配):催眠暗示によって、記憶に関する現象を引き起こす催眠現象(例:名前を忘れる、幻覚を見るなど)。
  • 幻覚:実際には存在しないものを知覚する現象。催眠下では、視覚、聴覚、その他の感覚で起こることがある。
  • 離脱:催眠状態から通常の意識状態に戻ること。覚醒ともいう。
  • 興味・安心・欲求:催眠導入の初期段階において、被験者の興味を引き、安心して催眠を受け入れられるようにし、「かかってみたい」という気持ちを高めること。
  • フィンガースティック:指を組んで伸ばした人差し指同士が自然に引き合う現象。催眠術ではないが、興味喚起のために用いられることがある。観念運動の一種。
  • カタレプシー:筋肉が硬直し、姿勢が固定される現象。催眠導入の際の危険性テストとして用いられることがある

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