神仏習合が日本の根幹 – 神様だって悟りたい

観るだけで能力覚醒シリーズ

今回は、
神様だって、仏さまのように悟りたかった・・・
をテーマに、解説していければと思います。

神仏習合とは、
日本の土着の神道とインド発祥の仏教が融合し、
一つの信仰体系として再構成された宗教現象です。
その概要と歴史をまとめてみました。

日本における神道と仏教の違いは
以下のようになります

教典の有無

神道:
神道には特定の教典が存在しません。
神道は日本人の生活の中で
自然に生まれた考え方で、
「このようにしなければならない」
という決まりがないのです。

仏教:
仏教では、釈迦が説いた教えを記録した
「経典」を教典とし、教義、戒律が存在します。

信仰の対象の違い

神道:
神道では、特定の神様だけでなく
八百万の神々が信仰の対象になります。
山や川、月や太陽のような自然のものから、
特定の人物や動物、植物のような生命体など、
森羅万象 (しんらばんしょう・宇宙に存在する
一切のもの。 あらゆる事物・現象。 )、
様々なものを神格化し、お祀りしたり、
信仰したりします。

仏教:
仏教では、修行をして悟りを開いて
解脱(げだつ)すること、
成仏することを目的とした宗教です。
「悟りを開く」とは、心の迷いがなくなり
安らかな境地に達することです。
「解脱」とは、六道輪廻
(ろくどうりんね・りくどうりんね)から離れることを意味します。

聖職者の違い

神道:
神道では、烏帽子(えぼし)をかぶり
袴をまとい神道に関わる
「神職(しんしょく)」が聖職者です。
一般的には「神主(かんぬし)さん」と呼びます。

仏教:
仏教では、僧侶が聖職者となり、
教義を説き、信者を導きます。

宗教施設の違い

神道:
神道の宗教施設は神社です。
神社は、八百万の神々を祀ることで、
自然や人々の生活に対する感謝や
祈願を捧げる場所です。

仏教:
仏教の宗教施設はお寺です。
お寺は、仏教の教えや修行の場で、
人々の悩みや苦しみを救うことを目的としています。

参拝方法の違い

神道:
神社での参拝は、鳥居をくぐる前に
手水舎で手と口を清め、
二礼二拍手一礼の作法が一般的です。

仏教:
お寺での参拝は、線香を供えたり、
合掌して拝むのが一般的です。

葬式の違い

神道:
神道の葬儀は、神道の神々を祀り、
神々に魂の安息を祈る形式を取ります。

仏教:
仏教では、仏教の教えに基づく
お葬式が一般的です。

以上が日本における神道と仏教の主な違いです。
それぞれの宗教は日本の文化や生活に
深く根ざしており、その理解は日本の宗教や
文化を理解する上で非常に重要な要素となります

神仏習合の概要

神仏習合(しんぶつしゅうごう)は、
日本土着の神祇信仰(神道)と
仏教信仰(日本の仏教)が融合し、
一つの信仰体系として再構成された宗教現象です。
神仏混淆(しんぶつこんこう)とも言います。
これは宗教的シンクレティズムの一種で、
神道と仏教が互いに影響を与え合いながら
融合したものです。

神仏習合の歴史

日本に仏教が伝来した当初は
「仏教が主、神道が従」であり、平安時代には
神前での読経や、神に菩薩号を付ける行為なども
多くなりました。
日本で「仏、菩薩が仮に神の姿となった」とし、
「阿弥陀如来の垂迹を八幡神」
「大日如来の垂迹が伊勢大神」
とする本地垂迹説が台頭し、
鎌倉時代にはその理論化としての
両部神道が発生しました。

神仏習合の例

神仏習合の時代は神道で祀られる神様が、
仏教の神様や仏様に置き換えられたり、
同一視されることが往々にしてありました。
その神様は神仏分離の結果、
また神道の神様に戻される例が
ほとんどなのですが、その一例として
大黒様があります。
大黒様は神道の神様の大国主命と
仏教の神様である大黒天が習合した神様です。

以上が神仏習合の概要と歴史、
そしてその一例です。
神仏習合は日本の宗教観に大きな
影響を与え、
現在でもその影響は見られます。
神仏習合の理解は、日本の宗教や文化を理解する上で
非常に重要な要素となります。

ここからは、私見となるのですが
罪をお金で浄化する免罪符や
長い戒名をお金で支払いつけていただく事で
あの世の行き先が変化・・・・
そんな世界線に我々は生きているのでしょうか?(笑)

といいつつ、この投稿を読んで下さる
✨あなた✨がこの世こそが極楽浄土へと思えるよう
お手伝いできればと思っております。(笑)

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